各フィルターの特性と適用環境を正しく理解する

素材ごとの特性から見る最適な使い分け

紙フィルター

ろ過精度が高く、コストも低い反面、洗浄再使用はできません

適した環境:

  • 空気が比較的清浄
  • 粉塵量が少ない
  • 定期交換が確実に行える条件

吸湿や目詰まりが起きると、性能は急激に低下します。

ポリエステル繊維フィルター

現在、最も広く使用されているタイプです。

特徴:

  • 機械的強度が高い
  • 洗浄再使用が可能
  • 総合性能が安定している

適した環境:

  • 中程度の粉塵環境
  • 長時間連続運転
  • 繰り返しメンテナンスが必要な設備

多くの現場において、最もバランスの取れた選択肢です。

金属フィルター

構造が堅牢で清掃しやすい一方、次の誤解には注意が必要です。

金属フィルター = 高精度ろ過ではありません。

適しているのは:

  • 大きな粒子の粉塵
  • 金属粉、切削屑、火花
  • 真空度をそれほど要求しない用途

微細な粉塵をあえて通過させることで、目詰まりを抑えることができます。