カーボンブレード取付時の注意事項

不具合を防ぐためのカーボンブレード取付方法

• 6ステップ無損傷取付手順 • 

取付は「組付け」ではなく、精度調整工程です。

カーボンブレード取付初期運転手順(要点)

• 清掃 寸法確認

適正状態:ブレード厚は溝幅より 0.02~0.05mm 小さい
クリアランス不足:熱膨張時に摺動抵抗が急増
過大クリアランス:打音発生・偏摩耗・初期欠損の原因

• 取付方向確認(最重要)

正規取付:斜面側長辺が回転方向の先行面
誤取付時:初期接触面に衝撃集中
→ 立ち上げ直後の欠け・異常摩耗が多発

• 自重摺動性(溝精度判定)

良好:外力なしで底部まで自然落下
不良:途中停止・引っ掛かりあり
→ 溝内異物・歪み・加工誤差の可能性大

• エンドカバー締結バランス

推奨:対角締め・3段階均等締付
一括締め:ハウジング歪み発生
→ ローター偏心・ブレード干渉リスク増大

• コールドスタート慣らし運転

基準:手回し10回転+無負荷15分運転
省略時:初期当たり面が安定せず
 → 異音・振動・摩耗速度の加速要因

• ブレード突出確認

適正:ローター端面と同一以下
突出あり:エンドカバー圧迫→ ブレード固着・噛み込み・始動不能
 ※ 微量突出は細目研磨で調整可

👉 補 足:側面に鉛筆を軽く塗布すると、初期乾式潤滑として有効です。